本の紹介【26】[嫌われる勇気]

嫌われたくない!

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今回の紹介本

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タイトル:[嫌われる勇気]


著者  :岸見一郎 古賀史健
ジャンル:心理学

流水の感想

アドラー心理学を扱った書籍の2冊目。
内容は、自分を嫌い人生に悩む青年を哲人がアドラー心理学を通して変われるように援助するという二人の対話物語形式です。
対話形式のため他の解説書と決定的に違うのは青年が哲人に対して「そんな考え方はおかしい。あなたは間違っている。」と反論するところです。
読み手が持つ疑問や違和感を青年がぶつけてくれるので読み手が置いてきぼりにならない。
もちろん内容は難しいし簡単に理解できる内容ではないですがそれでも青年という登場人物がいるおかげで読みやすくなっています。

原因論を否定し今から先を考える目的論。
劣等感と劣等コンプレックスは違う。

本来劣等感は目指す自分と今の自分を比べよりよくなろうと努力するきっかけを作ってくれるものであり他者と比べるものではない。
競争から抜け出し上や下といった縦の関係から横の関係を築く。

周りの視線や評価ばかり気にしているのは他者の人生を生きること。
自分の行動を相手がどう受取るかは相手次第でありそれは相手の課題で自分がどうこうできるものではない。
「わたし」と「相手」の課題を分離することで他者の人生を生きるのを止め自由になる。

自己受容。他者信頼。他者貢献。

人生は線ではなく点であり刹那を真剣に生きる。

まだ私はこの本の「青年」のように理解できてはいませんが一度アドラーが書いた本を読んでみたくなりました。
図書館で探してみようと思います。

それではまた次回
いじょ~流水でした

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この記事を書いた人

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