大河ドラマ 青天を衝け【第17回 篤太夫、涙の帰京】 感想

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あらすじ

先週、役人に捕まってしまった惇忠が解放されたことを告げる栄一達の昔馴染み。
自分を含め栄一達に付いて行きたい者達がいるといいます。
まだ栄一達は円四郎の死を知らずにいました。
この頃になってやっと妻・やすの元には一橋家より遣いが来ます。
しかし、夫の死を信じられないやす。
場面は変わり後に栄一と関わる長州の二人、伊藤と井上が登場します。
二人は、列強による長州攻撃を止めようとしますが聞き入れられませんでした。
長州は国内でも暴発。
池田屋事件で多くの志士を失い、朝廷内での復権を求め挙兵。
京に迫ります。
慶喜は当初、穏便に済ませたい意向でしたが京に向かって進軍するとなっては御守衛総督の慶喜も軍事衝突は避けられません。
帝より『長州を討て』という勅令を貰い迎撃に出ます。
これには対長州強硬派として勢いを増す西郷を中心とした薩摩の増長を防ぐためでもありました。
戦は薩摩の火力で圧勝しましたが、当の西郷は慶喜の実力を高く評価。
油断できない相手でありしばらくは好を通じておこうと判断します。

やっと栄一達にも円四郎の死が伝えられますが、恩人である円四郎の死が受け入れられず心がぐるぐるします。
そんな気落ちした状態で京に帰京しようとすると村の代官が栄一達を引き渡せと立ちふさがりますが栄一達は既に一橋家臣であり、そんな要求は受け入れられないと一括。
栄一は今の気持ちを円四郎に伝えたかったと改めて円四郎の死を噛みしめるのでした。

感想

<span class="bold-blue">流水</span>
流水

どうも流水です。
今回流水が注目したポイントは三つです!
代官と栄一
天狗党討伐の挙兵

◇代官と栄一

ドラマ序盤で色々栄一を憤慨させていた代官がここで登場。
しかし、既に御三卿一橋家家臣になっている栄一に対して一介の代官風情が身柄を寄こせというのはあまりに無謀。一橋家を敵に回したら只では済まないでしょう。結局代官は断られたら従わざる負えません。ドラマ的には視聴者へ代官ヘイトを貯めてきた分スカッとするシーンでした。

◇天狗党討伐の挙兵

天狗党が慶喜を頼りに京に向けて進軍し始めたことで慶喜は京都治安維持のため御守衛総督として、天狗党を討つために挙兵します。
慶喜を頼ったにもかかわらず当の慶喜に追討の兵を差し向けられる天狗党の悲惨さを感じます。
また、栄一としては青春を共にした同士と直接戦火を交えることになりその葛藤がどう描かれるか気になるところです。

史実ネタ

栄一とある意味似た者同士?伊藤博文

今回、伊藤博文が登場しました。
この先栄一と関わってくる人物ですが
実は伊藤博文と渋沢栄一には共通点があります。
それは女性が大好きということ。
以前の記事でも書きましたが渋沢は色々なところで子供を作っています。
一説には数十人とも言われています。
そんな栄一をも凌駕するのが伊藤博文です。
伊藤博文の女性好きエピソードは枚挙にいとまがありません。
・最初の奥さんとは浮気相手が妊娠したことで離婚
・ヨーロッパに遊学しに行った際に色街に行き過ぎて仲間から帰れと言われる
・女性問題で明治天皇から苦言を呈される
・女性問題で首相を退く

などなど、彼の女性好きは日本史きっての女性好き秀吉に匹敵すると流水は思います。
詳しくはいずれ別記事で紹介できればと思います。

来週へ

<span class="bold-blue">流水</span>
流水

来週は栄一にとってつらい回になりそうですね。
その葛藤にどう折り合いをつけるのか注目したいと思います。
それではまた来週
いじょ~流水でした!

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この記事を書いた人

歴史好き/読書好きな一般サラリーマン
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