[図説 フランスの歴史] 本の紹介【53】

ローマ属州から現代までフランスを通して知れる1冊

目次

今回の紹介本

今回紹介する本はこちら!
タイトル:[図説 フランスの歴史]


著者:佐々木 真
ジャンル:歴史

キッカケ

内容の紹介

王の名

私はてっきりカペー朝の王はフィリップ、ブルボン朝ならルイといった直近の血縁で代々繋がっていると思いこんでいたので王朝を跨ぐと知り「覚えにくいじゃん!」と思ってしまいました。

しかし読み進めるうちに王の名が跨っているのは前王朝の有名な王の名を名乗ることで王朝の正当性や統治を安定させるためだったのかなと思うようになりました。

例えば後北条氏はもともと伊勢という姓でした。初代早雲の本名は伊勢新九郎盛時です。二代目氏綱公の時に関東での影響力を考えて鎌倉幕府の頃の執権北条氏と同じ北条性を名乗り始めました。

他にも真田信繁(幸村)の父昌幸は主君信玄の母方の遠縁である武藤家の名跡を継いでいて一時武藤姓を名乗っていました。

これは名家の姓を名乗ることで家格を上げてその人に伯をつける意味合いがありました。

政教分離の理念

つまりフランスにとって国家の中には「フランス人」しか存在しえず人種や宗派による団体は公的な世界では原理的に存在しえない。

フランス革命を知ったことで今のフランスが抱える問題の深さが見えてきます。

まとめ

ゴシック式とはゴート風という意味で蛮族のゴート族を連想させる蔑称だった。

ノートル・ダムの意味は「われらの貴婦人」でそれは聖母マリアを指している。

つまりノートル・ダム大聖堂は「聖母マリア大聖堂」ということになる。

それまで知らなかった語源や意味を知る楽しい発見もありました。

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それではまた次回
いじょ~流水でした!

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