どうも流水です。
感想
今回は一話丸々小豆回でした。
浅井が裏切り、それをなんとか家康に知らせようとするお市。
忍を使って小豆袋を届けさせる作戦は失敗に終わり、足に自信がある小豆が走って知らせることになりました。
一方金ケ崎では、不自然な朝倉の動きに気づいた家康が浅井裏切りの可能性を信長に伝えるも長政を信じる信長と不穏な空気になってしまいましたね。
最終的には小豆が伝言を伝え信長共々撤退することになりました。
ただ、殿に絶望した秀吉に脅され徳川も殿を請け負うことになってしまいました。
実際の小豆の逸話
先週の予告からまさかとは思いましたが小豆の逸話をこんな形にしてくるとはという感じでしたね。
本来の逸話としては両端を縛った小豆袋送って「袋のネズミ」だと伝えたというものでした。
今作でいうと最初に忍を使って伝えようとしていたのが本来の逸話に近いですね
もっとも、あの小豆袋の中にはわかりやすく手紙が入っていましたが。
あとお市さん。
家康に知らせるのはいいけどまずはお兄さんに知らせてあげてもいいのでは・・・。
今作の信長像
今作の信長は人を信じたり、心を開くのが苦手なようですね。
今回は、丸々一話を小豆に割いているように見えますが、実際は信長の心の内を描くのが本筋だったように感じました。
家康も昔と違ってしっかり信長にぶつかっていくようになり、これがいい方向に信長の心を開く展開になっていくのではないでしょうか。
少し話はそれますが、普段だと完全な猪武者として描かれる柴田勝家が今回は喧嘩した信長と家康の間を取り持とうと信長の心の内をそっと家康に伝えるなど、なかなか気遣いできる好漢として描かれてますね。
これは、後にお市の再婚相手になるからなんでしょうね。
今作の浅井長政
今作では浅井朝倉の盟約や友好関係には触れないみたいですね。
そのため盟約を重んじたという流れができないから信長の成そうとすることは恐ろしいという理由で裏切ることになった長政。
しかし、実際の長政はかなり信長を慕っており、金ケ崎の裏切りに関しても長政の父・久政が主導したといわれています。
それを裏付けるように、金ケ崎で出陣した浅井軍には久政派の人物が多く、長政派の人物はあまり参加していません。
まぁ、今作の長政は脇役中の脇役なので仕方ないですね。
次週へ
来週は早々に金ヶ崎の撤退戦は終了して姉川の戦いがメインに描かれるようですね。
そういえば、早ければそろそろ本多正信が帰ってくる頃ですがどうなるのでしょうか。
それではまた来週!
いじょ~流水でした!
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