大河ドラマ どうする家康【第7回 わしの家】 感想

<span class="bold-blue">流水</span>
流水

どうも流水です。

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感想

今週は三河一向一揆始まりの回。
寺社の不入権など当時の寺社勢力が良く描かれていましたね。
和尚との問答で寺社の不入権を認めないと強硬に出る家康ですが、寺社から反感を買い一向一揆に向かっていきます。
どうやら今回出てきていた巫女さんは「千代」といい、歩き巫女の「望月千代女」を匂わせています。
これは裏で武田が絡んでいる演出があるかもしれませんね。

戦国時代にバズった一向宗

今回話の中心になったのは一向宗。
当時の総本山は現在の大阪城の地にあった本願寺です。
今では東と西に分裂してしまいましたが当時はまだ分裂していませんでした。
そんな一向宗ですが、戦国時代にめちゃくちゃバズります。
ドラマの中でも和尚が言っていましたが『善人でも悪人でも「南無阿弥陀仏」を唱えれば極楽に行ける。』
この教えが戦国時代の社会環境とめちゃくちゃ噛み合いました。
当時は戦で殺されたり村や町が破壊される。
水争いで村同士が殺しあう。
戦国時代は小氷河期で作物の生産性が悪く飢饉がよく起きる。
など死と隣り合わせの時代でした。
そんな時代の中で人々は死んだ後のことを気にかけます。
そんな社会で「南無阿弥陀仏」を唱えればOK!
という一向宗の教えは民にとって魅力的
でした。
また、戦で人を殺す武士も「人を殺しすぎたから自分は地獄に落ちるのか・・」という恐怖を持っていたので「南無阿弥陀仏」さえ唱えれば罪も許され極楽に行ける一向宗は武士階層にも広がっていきます。
こうして一向宗の勢力は大きくなり、やがて信長の天下統一の前に立ちはだかる最大の敵となっていきます。

次週へ

<span class="bold-blue">流水</span>
流水

来週は三河一向一揆が勃発します。
家臣団の多くが一向一揆側に味方する中どうするのでしょう?
楽しみですね。

それではまた来週!
いじょ~流水でした!

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この記事を書いた人

歴史好き/読書好きな一般サラリーマン
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