大河ドラマ 青天を衝け【第7回 青天の栄一】 感想

【私は青天を衝く勢いで、白雲を突き抜けるほどの勢いで進む!】

目次

あらすじ

今週も前回に続き嫁問題
喜作と千代の縁談が進みそうになり喜作を貶める物言いをする栄一
千代の取合いで二人の仲はギクシャクしてしまいます。

一方江戸に出た長七郎は江戸で真田と剣術修行。
江戸では尊王攘夷の思想が一段と広がりを見せます。
そんな長七から手紙で「お前は何が欲しい」と問われる栄一。
また長七としては千代は栄一と結婚するものだと思っていたとも告げます。
自分の気持ちに悩む栄一は惇忠との藍買い付けの旅で詩を読みながら自分と向き合い答えを見つけ千代に告白します。

幕府の方では阿部の死亡で幕政は混乱。
またも松平慶永らを中心に慶喜将軍待望論が浮上。
相変わらず自分は将軍になるつもりはないと言う慶喜だが妻・美賀君には「それは建前ですね」と言われてしまいます。
将軍後継問題では自分より慶喜を重んじる親慶喜派を毛嫌いする家定。
篤姫が取り繕うとするも上手くいきません。
そんな家定に近づく井伊直弼で次回へ。

感想

どうも流水です!

今週も嫁取り回でした。

ただ今回は栄一の中で大きな変化があったようですね。
青天を見上げる山の頂での心情の変化は千代に対する態度だけでなく来週以降の栄一のスタンスにも出てくるのではないかと思います。
しかし今回作中で読まれていた詩は実際に栄一が読んだ詩なんですよね。
この時17、8でしっかりした漢詩を読んでるのはすごいですね~。
学生時代現国が苦手だった流水としてはただ単に驚きですw
そして、本作のタイトルは栄一の詠んだ詩からとったものだったんですね~

慶喜の方では中々心の内を見せない慶喜が阿部の死に対して寂しさが出ているようでした。
また、前回は大分病んでいた美賀君ですが「将軍には相応しくない」という慶喜に対して「それは建前ですね」と言い慶喜の心の内を理解しているような節がありました。
私はてっきり現段階では本当に将軍になるつもりがないと思っていたのですがどうやら違うようです。

相変わらず暴走の斉昭ですが今回でただの暴走親父ではないことがわかりましたね。
自分の考え方は時代遅れになっていることを理解しているという描き方はとても良かったと思います。

史実ネタ

美賀君は、作中でも説明があった通り代打で嫁入りしました。
代打であることもありますが慶喜が義祖母にあたる徳信院と仲がいいこともあり結婚生活は上手くいっていません。
義祖母と言っても年齢は7歳ほどしか離れていなかったため奥さんとしては嫉妬もしますよね。
作中でも二人の仲の良さに文句を言っているシーンがありました。
さらにその後慶喜の将軍後見人就任で京に単身赴任。戊辰戦争後に慶喜が謹慎に入るためここでも別居状態になります。
二人が再び同居を始めるのは慶喜の謹慎が明ける明治になってからです。
実に10年という別居状態を経て再び同居を始めます。
それからは夫婦関係もよくなったようです。

来週へ

来週で嫁取り話は終わりみたいですね。
来週は栄一サイドは嫁取りで幕府サイドは井伊直弼の暗躍でしょうか。
それではまた次回。
いじょ~流水でした!

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この記事を書いた人

歴史好き/読書好きな一般サラリーマン
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